ソーシャルデザインの世紀へ
[ テキスト ]
僕が一番伝えたいことは、これからの時代、『ソーシャルデザイン』という発想が要で、今を生きる一人一人が『ソーシャルデザイナー』になることが必要だということです。
デザインというとある特定の業種の人にしか関係ないように捉えられがちですが、その語源はデッサン(dessin)と同じく、"計画を記号に表す"という意味のラテンdesignare。
そこからデザインの本質的な捉え方は、「ある問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現すること」なんですね。
確かに狭義の意味では「意 匠」「図案」などと捉えらますが、広義の意味では問題解決に向けて問題の発見から提案(表現)に至るまでのプロセスをカタチとして示し解決を導くことなのです。
つまり『ソーシャルデザイン』とは「社会課題」を解決するための仕組みということになるわけですね。
では今なぜ『ソーシャルデザイン』が必要なのか。